Introduction

Story

『魔法使いの嫁』グランドPV
CREDIT

【原作】
ヤマザキコレ
(マッグガーデン「月刊コミックガーデン」連載)


【脚本】
高羽 彩


【コンテ/演出】
長沼 範裕


【CAST】

種﨑 敦美

竹内 良太

諏訪部 順一




【キャラクターデザイン/作画監督】
加藤 寛崇


【原画】
長谷川 早紀
髙部 光章
片山 貴仁
前田 准
秦 綾子
中村 深雪
佐藤 誠之
林 勇雄
灰谷 みどり
横田 晋一
鈴木 豪
時永 宜幸
安彦 英二
小沢 久美子
高嶋 宏之
小坂 倫洋
斉藤 拓也
千葉 崇明
牧原 亮太郎


【動画検査】
藤井 苑美


【動画】
WIT STUDIO
藤井 苑美
山田 真子
中 愛夏
高橋 裕美
清水 玲那

中村プロダクション
スタジオギムレット
ライジングフォース
アニタス神戸
タツノコプロ
TYOアニメーション
イングレッサ
C-Station
FAIインターナショナル


【色彩設計/色指定/仕上検査】
小針 裕子


【仕上】
小針 裕子

D-colors
デファー
T2 studio
RIC


【美術監督】
竹田 悠介


【背景】
Bamboo
益城 貴昌
西野 隆世
平林 いずみ
坂倉 敦子
白水 優子


【撮影監督】
鈴木 麻予


【撮影】
T2 studio
鈴木 麻予
赤須 由麻
梁 博文
木下 尚也
出水田 和人


【特殊効果】
小川 猛


【2Dワークス】
西谷 知恵


【CGIディレクター】
須貝 真也


【CGI】
サブリメイション
木村 太一
児島 成保
大石 洋平
鈴木 雅也


【CGIプロデューサー】
小石川 淳


【音響監督】
はた しょう二


【音響制作】
サウンドチーム・ドンファン


【予告編 演出/編集】
TMA1
佐藤 敦紀
梅脇 かおり


【アニメーションプロデューサー】
長谷川 博哉


【制作担当】
酒井 はる


【制作進行補佐】
岩城 郁佳




【アニメーション制作】
WIT STUDIO











【監督】
長沼 範裕








Character

Chise Hatori
羽鳥チセ

生まれ持った力のためにエリアスに金で買われる事になった15歳の少女。

Elias Ainsworth
エリアス・エインズワース

チセを500万ポンドで買った人外の魔法使い。掴みどころがない性格の英国紳士。

Ruth
ルツ

教会の墓場で怪物に追われるチセを助けた墓守犬。

Silky
シルキー

エリアスの屋敷に棲みついている家事妖精。
屋敷内の炊事、洗濯、掃除等を取り仕切っている。

Simon Callum
サイモン・カラム

村の神父。エリアスの監視役として配属されている。
「見えて聞こえる」が能力はない。

Angelica Varley
アンジェリカ・バーレイ

魔法機構の技師。
エリアスの旧い知り合いで、チセの能力を制御する道具を作る。

Recommended Comments

皆葉英夫 
株式会社CyDesignation 代表取締役

【代表作】
「グランブルーファンタジー」
キャラクターデザイン/アートディレクター
「ファイナルファンタジーシリーズ」
アートディレクター等を担当

欧州に伝わる妖精伝。
現実と一重二重と交わったところにある、もうひとつの現実世界(ファンタジー)。ヤマザキコレさんの巧みに織りなす物語に感服です。

30年ほどファンタジーに携わった者としても、新感覚の妖精と魔術の世界に浸っています。
もしかしたら、私にも見えていなかっただけかもしれない。

妖精は本来回復アイテムではない。時には人間を深い闇に紛れさせ、魅惑で心を溶かす悪戯な存在。
この作品は、読み進める度に心を揺さぶり動かされます。


井辻朱美 
歌人、翻訳家、作家 
白百合女子大学人間総合学部児童文化学科教授

【代表作】
北冬舎「クラウド」(歌集)
研究社「ファンタジー万華鏡」(評論) ほか

ケルト伝承の妖精たちをその本源のあらあらしい姿でよみがえらせつつ、人間のがわのテクノロジーたる魔法との交感を通して、独自の世界観を立ち上げる異色作。骨頭の異形、墓場犬や吸血鬼に彩られた物語ながら、恐怖や戦慄ではなく、世界の多様性を共感で結びあわせ、読むものを太古のほの暗い夢に誘う。何よりも、魔力を呼吸する愛らしいヒロインの姿は、魔法が大自然の精髄から生まれてきたことを思い起こさせる。


佐竹美保 
挿絵画家

【代表作】
福音館文庫版「魔女の宅急便」3〜6巻挿絵
徳間書店「魔法使いハウルと火の悪魔」挿絵 ほか

沈く言葉があやうく怪しく、この世界にそそぎ込まれている。ひと為らざる者の鼓動さえ聞こえそうなこの物語の中で、彼らにつきまとう痛みは、それを覗き込む私達の痛みでもある。美しい世界がそれを覆っている。


みなぎ得一 
漫画家

【代表作】
ワニブックス「足洗邸の住人たち。」「サクラコード」
(ガムコミックスプラス)

私が描こうとしていた世界の一つがここにあります。
一度空気を吸ってみてください。
見えないものが見えるかもしれません。


乾石智子 
小説家

【代表作】
東京創元社「夜の写本師 SCRIBE OF SORCERY」(創元推理文庫F)
東京創元社「紐結びの魔道師」(創元推理文庫F) ほか

この『魔法使いの嫁』は癒しの書といえる。

仄暗さと銀の光の交錯する世界が、ゆっくりと心の底に降りてくる。傷ついたり、疲れはてたり、望みの欠片を失くしたりしたときにこの本を手に取れば、静かなる黄昏や鮮やかなる暁、花壇を吹きすぎていく五月の風、ものみな憩う雪の夜が目の前にひらける。主人公と共に心の闇にさまよえば、真実を見つけることができる。この本こそ、「常若の國」への入口だろう。