interview

『魔法使いの嫁』原作者
ヤマザキコレ

改めて、アニメをご覧になっていかがでしたでしょうか?

今でもまだ信じられないです(笑)1巻が発売されたときに何度も言っていたのですが、(魔法使いの嫁)簡単に打ち切りになるのでは?!と編集さんと話をしていたので(笑)
今こうやって巻数も重なって、OAD化もされ…まだ夢のようです。現実感がないのですが、アニメとして出来上がっているので凄いなと思います!

『魔法使いの嫁』という作品はご自身にとって、どんな位置づけの作品ですか?

自分の息子や娘のような存在であり、別の世界をファインダー越しに見て書かせてもらっているような、自分で生んでいるけど自分で生んでいないような作品です。自分が生きてきて見てきたものが、作品の中にあるとは思うんですけど、それとは別に何か助けがあって書いているような形で。ファインダーのカメラ越しに見て、それを書くことを許してもらっているような感じです。キャラクターは中々思うように動いてくれないです(笑)動いてくれないというよりは動く環境を私は作らないといけないので、その環境を作ってあげて。(キャラクター)皆を成長させるのに必死ですね。

アニメ『魔法使いの嫁 星待つひと』監督
長沼範裕

アニメ『魔法使いの嫁 星待つひと:前篇』を作り終えていかがでしょうか?

星待つひとは前中後篇でひとつのお話になってます。なので、作り終わった感じが全くしません(笑 今もこうしている間にスタッフがより良い映像を作るため試行錯誤を繰り返しながら中篇、後篇の制作に尽力しています。

最初に原作を読んだ印象・イメージをお聞かせください。

印象は「愛に溢れている」でしょうか。ヤマザキ先生の想いや気持ちがチセやエリアスたち、そして世界に溢れています。もちろん厳しさもです。なので自分としてはヤマザキ先生がどんな気持ちでチセやエリアスに語りかけ、そして向き合っているのかを考えながら読ませていただいてます。 イメージとしてはヤマザキ家の隣に引っ越してきてチセちゃん、エリアス君の成長を隣人として見守る感じでしょうか(笑)。

アニメ『魔法使いの嫁 星待つひと』のコンセプトは?

『魔法使いの嫁』の映像化です。声や音楽、色や動き、幼少期のチセや物語、誰も見たことのない『魔法使いの嫁』を描き届けることです。OAD星待つひとの企画にあたって色々な制約がありました。その中で『魔法使いの嫁』を大切にしてくださっている皆さんにとってサプライズは何か?ヤマザキ先生はじめチームと考え話し合いました。その結果、チセが羽鳥智世だった時代、日本を舞台にした世界、エリアスと出会う前日譚、この3つを描く『星待つひと』が生まれました。『星待つひと前中後篇』をご覧いただいて幼少期の智世が何を思い、何を心に秘め、その後、競売場のステージに立ち、そしてエリアスと出会ったのか?少しでも原作コミックの面白さや魅力が『魔法使いの嫁 星待つひと』をご覧いただいて、今まで以上に皆さんに楽しんで読んでいただければと思います。